文庫プレビューワー Readme


これはなに?

もうちょっと詳しく


基本的な使い方

Mac + mi の場合【推奨】

 モードファイル一式を配布しますのでダウンロード後解凍してください。
 なおmiの場合、他にも便利なツールや文法定義スクリプトを同梱しています。

  1. メニュー mi新規モード追加... から「文庫(タテ組・42W)」をインポート
  2. いまインポートした文庫モードを書類に適用
  3. メニュー ツールP プレビュー を実行
    あとはプレビューファイルを生成からブラウザ上に表示まで全自動です。らくちん!

[Point!] 範囲選択を行った状態で実行した場合、選択された箇所だけがプレビューとして生成されます。

Mac(miなし)の場合

 ただのperlスクリプトなので簡単に使えます。第一引数にファイルパスを与えて実行するだけです。

〈使用法の一例〉

  1. Terminalを起動します
  2. コマンドラインに「perl」と入力(最後は半角スペース)
  3. ウィンドウ枠内にスクリプトファイル本体(「P プレビュー.pl」)をドラッグ&ドロップ
  4. 半角スペースを入力
  5. ウィンドウ枠内に文庫フォーマット化したいテキストファイルをドラッグ&ドロップ
  6. エンターキー押下でプレビューファイル生成、自動でブラウザに表示

[Point!] automatorなどで自動化すればまあ実用できないこともないかもしれません。でもmiを使うのが一番楽だと思います。

Windowsの場合

 基本的には上の「Mac(mi3なし)の場合」と同じですが、たぶんPerl(「ActivePerl」や「StrawberryPerl」等)をインストールする必要があると思います。
 面倒、あるいは小難しいという場合は下記の通りにしてください。

  1. 実行ファイル化したもの(拡張子が「.exe」のやつ)があるはずなのでそこにファイルをドラッグ&ドロップ

[Point!] ブラウザにはchromeが必須です(たぶんSafariでも可)。


便利な使い方

 ソースファイルを直接書き換えることで用紙寸法や文字級数を自由にカスタマイズできます。
 冒頭付近に「初期設定(カスタマイズ可能)」として変更可能な箇所をまとめてありますので、お好きに変更してください。

perlの知識、またはプログラミングに関する簡単な知識を前提としていますので、わけがわからない場合もあるかと思いますがたぶんノリでなんとかなるはずだと思います。ならなかった場合は詳しい人にやってもらうとかしてください。初期設定をいじるだけなら難しくはない(コードをなんとなく読める人にとっては)はずなので。

簡単な説明(重要な項目についてのみ)

各種モード設定

[Point!] 見出しの記述方法に関しては後述!

数値設定

フォント設定

各種見出しの文字サイズ比率

 基本文字サイズに対する倍率で指定してください。

〈以降はちょっとややこしいのでいじらないのがオススメですが、ただレイアウトにこだわる場合は必要になってくるかもしれないところだけ〉

自動計算(およびそれ以降の項目)


その他

見出しについて

記述方法

 行頭に半角シャープ(#)のある行は見出し行として扱います。
 シャープの数は1〜6個、数によって見出しのレベルを判別します(要はMarkdownと一緒です)。

記述例).
# もこ神さまのいるところ
## 神さまのいるアパート
### 白くて綺麗な拾いもの

[Point!] 最上位の作品タイトルは1回だけしか指定できませんのでご注意ください。

作品タイトルに関して

 上記の見出しレベル1(#)による指定がない場合、ファイル名から拡張子を除いたものを作品タイトルとして扱います。

作者名の指定方法

 見出しレベル1(#)で指定した作品タイトルの前または後に、半角角括弧([])で指定します。
 改行はせずにそのまま続けてください。

記述例).
# もこ神さまのいるところ[和田島イサキ]

[Point!] ファイル名中に[]でも指定できます。

プリントアウトに関して

 未対応ではありますが、下記の設定であれば一応うまくいくかもしれません(うちの環境ではうまくいく)。

利用規約・ライセンス・著作権等

文庫プレビューワー(perlスクリプト) ver.1.0
作った人:和田島イサキ(wdzm) Twitter / kakuyomu

Copyright (c) 2018 Isaki Wadajima (wdzm)
Released under the MIT license
https://opensource.org/licenses/mit-license.php